まず顧問先がどのように業務を進めているのか、それを把握する必要があります、そんなことを前回お話させて頂きました。
業務の把握を進めるには、人ではなく、仕事に注目するといいでしょう。
具体的には、成果物から仕事の流れを見ていきます。
今どのような資料ができているか、どんなデータが作られているか、そこから遡って、都度誰がどのように関わっているのか、そう見ていくと全体像を把握する事ができます。
人が何をしているか、ではなく、仕事に人をつける、という考え方で見ていきます。
会社で流れるのは、情報・お金・商品(サービス)ですが、このうち一番多く流れているのは情報です。
会社の言わば血液である情報をスムーズに流すことによって、健康な経営状態を保つ事ができるのです。
そして、会社の情報は最終的には会計に流れつきます。
上流から下流へ、会計まで分断せずにスムーズに流れているか、ここもチェックすべきポイントです。
これらのポイントを押さえつつ、顧問先の業務を把握することで問題点が見えてきます。
参考にしてみてください。