読売新聞:【独自】資金流出の社福、経営権売買時の20億円は設立者の「所得」と認定

社会福祉法人「サンフェニックス」(広島県福山市、民事再生手続き中)の資金流出問題で、設立者の男性医師(72)が2016年に経営権を事実上売買した際の所得を申告しなかったとして、広島国税局から20億円の申告漏れを指摘されていたことが関係者の話でわかった。過少申告加算税を含む所得税の追徴税額(更正処分)は約9億7000万円。医師は処分を不服として国税不服審判所に審査請求している。