
JDL(株式会社日本デジタル研究所)は、会計事務所や企業の経理部門に特化した会計システムの開発・製造・販売・アフターサポートを手がける企業です。長年の実績と信頼を誇るJDLの会計ソフトは、税理士・公認会計士向けに最適化された設計と高い操作性で、業務全体のDXを強力に推進します。高速なデータ処理と帳票出力に加え、電子帳簿保存法やインボイス制度などの最新の法改正に自動アップデートで対応し、常に最新の税制をカバー。オンプレミスとクラウドの双方に対応することで、多様な働き方や事務所規模に合わせた柔軟な運用を実現します。AI-OCRや銀行API、CSVデータ連携によるAI仕訳・記帳機能で、日々の業務負担を大幅に軽減し、充実したサポート体制を通じて安心して顧問先のデータを管理・運用することが可能です。
本記事では、JDLの会計ソフトが提供する主要な強み、導入メリット、そして実際の機能などを通じて、なぜJDLが多くの会計のプロにとって最適な選択肢となり得るのかを多角的に解説します。
JDLとは?
JDL(株式会社日本デジタル研究所)は、1968年に創業された日本のソフトウェア企業であり、特に会計事務所や企業の経理部門に特化した会計システムの開発、製造、販売、アフターサポートを行っています。1970年代から税理士・公認会計士向けに製品開発を行っており、業界の声を取り入れながら長年にわたり信頼と実績を築いてきました。
JDLの会計ソフトは、「会計のプロに選ばれる、次世代クラウド会計」と称され、その高性能さと業界内での幅広い支持が特徴です。高速なデータ処理と帳票出力、税理士業務に最適化されたUI/UX、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応、そしてオンプレミスとクラウド両方に対応する柔軟性を兼ね備え、会計業務のDXを強力に推進します。SaaS型ソフトウェア提供サービスとして「JDL IBEX net」も展開しています。
JDLの強み
- 税理士業務に特化した設計
- 勘定科目設定や申告書類の形式など、税理士法人の業務に最適化されています。国税・地方税に即した多様な帳票テンプレートを標準搭載しており、申告業務をスムーズに進められます。
- 高速処理と優れた操作性
- 専用設計されたハードウェアとの連携により、高速なレスポンスを実現し、大量のデータ処理や帳票出力も迅速に行えます。複数の業務をスムーズに切り替えられる直感的なユーザーインターフェース(UI)により、作業効率が向上します。出納帳を手書きでつける感覚で入力できるなど、やさしいデータ入力方式も提供されています。
- 強固なセキュリティと安定性
- 金融機関レベルの通信暗号化技術を採用し、機密性の高い会計データを安全に保護します。万全なバックアップ・災害復旧対策が施されており、不測の事態にも対応できる体制が整っています。
- 最新技術による業務革新
- 「AI-OCR PLUS 仕訳入力システム」の提供により、証ひょうの自動読み取りと仕訳入力を効率化します。銀行APIやCSVデータからのAI仕訳にも対応しており、記帳業務の自動化をさらに推進します。
- 柔軟な対応環境
- オンプレミス型とクラウド型(JDL IBEX net)の両方に対応しており、事務所の規模や運用形態に応じた最適な環境を選択できます。インターネット接続がない環境でも一部のJDL IBEX net製品は利用可能です(USB接続が必要な場合あり)。
導入メリット
JDLの会計ソフトを導入することで、税理士・会計事務所は以下のような多岐にわたるメリットを享受できます。
- 生産性の向上
- 自動仕訳機能と高速な帳票出力により、月次処理のスピードが大幅に向上します。一連の税務処理が一元化されることで、作業負担が軽減され、より付加価値の高い業務に集中できます。
- クライアント対応の効率化
- クライアントごとのポータル連携機能により、顧問先との情報共有が迅速かつスムーズに行えます。各種報告書の電子提出が可能となるため、事務処理の効率化が図れます。
- コンプライアンス対応の強化
- 電子帳簿保存法やインボイス制度など、最新の法令改正に対応する機能が標準搭載されています。法令改正時には自動アップデートが提供されるため、常に最新の税制に準拠した運用が可能となり、安心して業務を行えます。
- 経営状況のタイムリーな把握
- 現金出納帳などの帳簿データから自動で仕訳を生成し、試算表や決算書などの財務諸表を作成できるため、自社の経営状況をタイムリーに把握できます。
料金プラン
JDLの会計ソフトの料金プランについては、お客様の利用形態や必要な機能によって異なります。
最新の価格情報については、JDL公式サイトをご確認ください。
こんな税理士・会計事務所におすすめ
- 顧問先の経理業務を効率化したい事務所
AI-OCRや銀行API、CSV連携による自動仕訳機能で、記帳作業を大幅に削減できます。顧問先担当者の負担を軽減し、入力精度も向上します。
- 高付加価値な経営アドバイスを提供したい事務所
部門管理や固定資産管理に対応し、多彩な分析帳票を活用可能。顧問先の経営状況をタイムリーに把握し、戦略的な助言を行えます。
- 業務効率と柔軟な働き方を両立させたい事務所
クラウドサービス「JDL IBEX net」により、場所を問わずリアルタイムでデータにアクセス可能。支社や営業所とのデータ連携やテレワーク体制にも対応します。
- 法改正対応の負担を減らしたい事務所
電子帳簿保存法やインボイス制度など、最新の法令改正に自動アップデートで対応。常に最新制度に準拠した運用が可能です。
- 成長企業や上場準備企業を支援したい事務所
大量データ処理や部門別管理に対応できるため、規模拡大を目指す企業のサポートに最適。固定資産管理や高度な分析機能も備えています。
- セキュリティとサポート体制を重視する事務所
金融機関レベルの通信暗号化、災害対策済みデータセンターで安全に運用可能。さらに「JDL Webサポートセンター」による充実したサポート体制を利用できます。
記事まとめ
「JDL」は、株式会社日本デジタル研究所が提供する、会計事務所や企業の経理部門に特化した信頼と実績を誇る会計ソフトです。1970年代から会計のプロの声をもとに開発され、高速なデータ処理と税理士業務に最適化された操作性を実現しています。AI-OCRや銀行API・CSV連携によるAI仕訳機能、帳簿からの自動仕訳生成などにより、記帳作業を大幅に効率化します。また、インボイス制度や電子帳簿保存法などの最新の法改正に自動アップデートで迅速に対応し、法令遵守を確実にサポートします。オンプレミスとクラウド(JDL IBEX net)の両方に対応する柔軟な運用形態と、金融機関レベルの強固なセキュリティ対策、そして充実したサポート体制を備えることで、顧問先支援から事務所の業務効率化まで幅広いニーズに応える次世代の会計ソフトです。
企業情報
JDLの企業情報は以下の通りです。
- 項目
- 詳細
- 企業名
- 株式会社日本デジタル研究所
- 商号
- 株式会社日本デジタル研究所
- 設立
- 昭和43年9月9日 (※一部資料では1967年と記載)
- 本社所在地
- 〒136-8640 東京都江東区新砂一丁目2番3号 (※一部資料では東京都品川区西五反田7丁目1-6と記載)
- 代表者
- 代表取締役社長 前澤和夫(創業者) (※一部資料では佐藤 知正と記載)
- 従業員数
- 1,120名(令和7年3月31日現在)
- 事業内容
- ・会計事務所や企業の経理部門に特化した会計システムの開発・製造・販売・アフターサポート ・コンピューターメーカーならではの独創的なソリューションでお客様の業務改善・経営革新を支援 (※税理士・会計士向けソフトウェア及び関連機器の開発・販売)















