DXというと、全社的に大々的に全システムを見直す、とイメージされる方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
1つの業務から、1つの部署から始めてみる、できることからまずはやってみる、ので全然大丈夫です!
大きく始めようとすると、どうしても気が重くなりますし、実際やらなければならないこともとても多くなります。
その中でも一番困難なのは、スタッフのマインドです。
ただでさえ忙しいのに、新しいことなんかやりたくない、ましてや今までのやり方が大幅に変わってしまうなんて耐えられない。
その結果として、誰も新しく導入した仕組みを使わなくて、頓挫してしまう、なんてことはよくあります。
それは、成功体験がないからでもあります。
スモールスタートで、例えば勤怠管理から始めてみるとか、「あ、これは便利になった!助かる!」と思ってもらうことが大切です。
その成功体験が、こんなに便利になるのなら、もっとやってみようかな、につながるのです。
ただ、部分最適化を繰り返しても、全体最適化にはつながりません。
全体のグランドデザインはちゃんと作っておくべきです。
今は全体をデザインできる人材が本当に不足しています。
私は顧問先の業務がわかる会計事務所こそ、最適だと思っています。
皆さんの活躍の場所は、ここにもあります!